潜入調査!東京インターナショナルギフト・ショー秋2018

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日本最大級の販促展示会

9月に行われた日本最大級の販促展示会である、東京ギフトショーに行ってきました。

大阪から新幹線で約2時間30分。
車中はほぼ、ウォーキングデッド7を見ていたモリモリです。

シリーズ当初はウォーカー(ゾンビ)と戦ってたのに、
いつの間にか人間との戦いに変わってますね。
最終着地はどこに行きつくのか気になります。。。
ウォーキングデッドについて、一言だけ言わせてください。

『ニーーーーーーーーガーーーーーーーーン』

ちょっと脱線しちゃいましたが、さっそく今回の展示会の概要を伝えましょう。

イベント名:第86回東京インターナショナルギフト・ショー 秋2018
開催日時:9月4~7日(火)~(金)
開催時間:10:00~18:00
出展社数:約3,000社 内海外出展社数は約650社
来場者数:約300,000人
開催場所:東京ビッグサイト(全館)
ちなみに同時開催で、LIFE×DESIGNも行われていました。
イベントサイトはこちら:https://www.giftshow.co.jp/tigs/

ちなみに今回の展示会結果報告書はこちらです。:https://www.giftshow.co.jp/tigs/87tigs/pdf/86tigsfinalreport.pdf
これ見てて気づいたのが、実は4つの展示会が同時開催されてたみたいです。
・第86回東京インターナショナル・ギフト・ショー秋2018
・第4回LIFE×DESIGN
・第58回インターナショナルプレミアム・インセンティブショー秋2018
・第24回グルメ&ダイニングスタイルショー秋2018
これだけ見ると、違いが分かんないですよね。
ざっくり言うと、販促物ととインテリアとファッションとグルメの日本最大の融合展示会です。。。

ちなみに今回の目的は、新規の『紙袋』『ノベルティ』『海外工場』『コットンバッグ』『新しいアイデアの発見』

各ブースに潜入してみました

まず目に入ったのが、この紙袋

めちゃくちゃかっこいい!

この風合いある素材感。。

街中ではあまり目にしない雰囲気を醸し出してます!

スタッフさんに聞いたところ、『和紙』と『PP』の張り合わせみたいです!

いや~これはいい発見でした!

こういったバイカラーデザインもできます!

こちらの出展された会社さんは紙袋会社ではなく、印刷会社さんとのこと。

おそらく、最近はオフセット印刷(大ロット向け)の需要が減っているので、
特殊印刷や変わった素材などで差別化をされているのだと思います。

目を引く新素材を使用したポーチ

次に目についたのは、こちらのポーチです。

これポーチなんです。

チャック部分の色違いもあります。

ちなみに素材は『ナイロン』です。

さらにさらに、

サイズ違いや様々な形状もあるんです!
これは女子ウケしそうですね!

コスメやアパレル関係などには需要がありそうです!

こんな肩掛けタイプもあります。

ちなみにこちらの会社は、アパレルメーカーではなく、
香川県の『手袋の製造メーカー』が新たに新商品として立ち上げたみたいです。

めっちゃかっこいいですね!

番外編

こちらは、一眼レフのスタビライザー。

スタビライザーを簡単に説明すると、一眼レスカメラなどで動画撮影する際、
手振れがほぼなく、水平を保ちながら撮影できる撮影補助器具です。

ちなみにスマホ用もあります。
話を聞くと、クラウドファンディングで見事資金調達して商品化されたそうです。

こちらのスマホ用スタビライザーは、持ち手が収納できるコンパクトタイプなので、
旅行先でも使えそうですね!

バットマンです。
やっぱり永遠のヒーローですね!

ちなみに僕のヒーローは安室ちゃんです。。
25年間本当にお疲れ様でした!

東京ギフトショーのまとめ

今回初めての東京ギフトショーでしたが、約4~5時間歩きっぱなしでした。
とにかく疲れましたが、新しい発見や時代の流れを感じれたかと思います。

今回のまとめ
・小ロット短納期の対応
販促関係の出展企業を見ていると、『100個から印刷対応』や『1週間納品』などの
小ロット・短納期を強みとした企業が目立った印象でした。

印刷で言うと、オフセット印刷からオンデマンド印刷にシフトしていってます。
一昔は、大量生産が主流でしたが、
近年は欲しいときに欲しい分だけという小ロットニーズに移行してると改めて実感しました。

またオリジナル印刷の納期も1~2週間に対応できる企業が多かったです。
通常、紙袋を作るには国内だと2~3週間、海外だと1~2か月の納期がかかります。
小ロット短納期だとその分、割高になるケースが多いですが今後印刷技術が上がっていけば、
コスト面も抑えられるのではないでしょうか。

・自社オリジナル商品
製造メーカーの強みを生かした、アイデア商品を展開している企業も多かったです。
実際、目新しい販促商品がいくつもありました。

ただ、気になったのは、ターゲティングが明確でない商品もありました。
『この商品はどんなお客様向けに作られたんですか?』と聞いても、
ふわっとした回答しか返ってこなかったり。。。

もしかしたら展示会でニーズを探っているのかもしれませんが、
明確なターゲットやニーズがないと提案もしにくいかと思います。。

・スタッフが若く元気と笑顔があるブースが人気
一番の気づきはこれが一番大きかったかもしれません。
開場を回ってて感じたのは、お客様が多く賑わっているブースは、
『若さと元気さ』があるか『目新しい商品』があるかのどちらかの場合が多いです。

このご時世、モノで溢れすぎてこんなにモノっているのかな?と、
ふと気になりました。

逆にモノで溢れている世の中だからこそ、『人』が重要になってきていると感じます。

小ロット短納期を実現するとなると設備投資が必要です。
ちなみに最新の印刷機械だと1億円はします。

商品開発をするにも時間とお金の投資が必要です。

人材への投資が今一番求められているのではないかと、改めて感じました。

また来年も参加しようと思います。

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