浙江省輸出商品交易会とはどんな展示会か?
9月に浙江省輸出商品(大阪)交易会という中国の企業がたくさん出展する展示会に行ってきました。
当展示会の簡単な情報をまとめると、
開催日時:9月12~14日(水)~(金)
開催時間:10:00~17:00
出展社数:約200社 主な出展企業は中国浙江省
来場者数:約5000人
開催場所:インテックス大阪
イベントサイト:https://zhejiangfair-osaka.com/
浙江省(せっこうしょう):位置的には、上海より南に位置し、東シナ海に面しています。
人口は5,477万人と中国でも10位の省です。
経済発展も著しく、ある情報サイトによると、
中国の沿海諸省のなかでも最も先進的な省のひとつであり、とくに省政府が主導する公共インターネット網はよく整備されているとのことです。
この展示会は、アパレル&ファッション、インテリア、日用雑貨など多彩な企業が出展しています。
しかも今年で11年目をむかえる展示会みたいです。
今回の展示会は、新たにアジアの国・地域からのアイテムを揃えた「大阪国際ライフスタイルショー」も同時開催するみたいです。
これは期待が膨らみますね!
今回の目的としては、『紙袋』『不織布バッグ』『コットンバッグ』『販促商品』の新規工場開拓といったところでしょうか。。
ではさっそく潜入したいと思います!!
いざ会場に潜入
開場の10時に入ったため、人はまだ少なかったです。
ゆったり回れるので、逆に良かった~。
思ったよりも来場者は少ないな。。
ちなみに各ブースのスタッフさんは、机に座ってゆっくりしてるのが多い。。
日本の展示会はみんなブース前に立って、チラシや販促物を配ってるんですけど、
これも文化の違いなのでしょうか。。。
おっっ!!
歩いていると、私好みの会社が出てきました!
コットンバッグや保冷バッグ、不織布バッグなどを製造している会社っぽいですね!
ナイロンバッグリュックサックや特殊形状のトートバッグも制作できそうですね!
メモメモ。。
ただ30分ほどかけて、フロアを一周してみましたが、今回求めていた会社はなさそうです。
このまま執筆を終えるのももったいないので、
個人的に気になったバッグなどを紹介したいと思います。
メッシュ素材に印刷しているトートバッグ
これはどうやって印刷しているのか気になった商品です。
メッシュ部分に印刷しているのはなかなか珍しいです。
シルク印刷ではなかなか印刷できないと思われます。
もしシルク印刷で印刷するなら印刷面に生地があるはずですが、完全に透けてますね。
う~ん。。どうやってるんだろう。
気になりすぎて、スタッフさんに聞いてみました。
どうやら、『熱転写』という印刷でメッシュに印刷しているそうです。
なるほど!
転写なら印刷できそうですね!
ちなみに熱転写印刷は、簡単にいうと転写シートに印刷を行い、
そのシートを商品を熱で圧着して印刷する方法です。
たまに街中で見かけ気になってたので、すっきりしました。
特殊素材のバッグ
次に紹介するのは、こちらの商品。
写真ではわかりづらいんですけど、防水素材のショルダーバッグです。
こういったバッグはけっこう好きです!
カラーバリエーションも豊富で、かなりお洒落アイテムです。
この素材を使ったトートバッグも展開していました。
すでに日本のアパレルブランドから注文もあったようで、
近いうちに街中で見かけるかもしれませんね。
展示会まとめ
・来場者が少なかった
3日間で5000人は1日あたり1600人なので、少し来場者が少なかったかもしれません。
・アパレルや日用品雑貨の企業が多数
販促物というよりは、アパレルや日用品雑貨の企業が多数でした。
もともと展示会の趣旨がそっちだったので、これは仕方ないかと。。
・時代に合った商品展開
扇子や靴下、キャリーケース、ぬいぐるみなど様々な商品を展示していました。
中でも気になったのは、『紙ストロー』や『もちもちクッション』のオリジナル制作を受ける会社もありました。
こういったニーズに合った商品展開をしているのは、とても興味がわきました。
興味がある方は来年も開催する予定なので、ぜひ参加してみてください。